今回は、犯罪収益移転防止法を勉強しようということで、取引記録の記録事項について見てみたいと思います。 特定事業者は、特定業務に係る取引を行った場合、少額の取引などを除き、直ちに取引記録を作成し、7年間保存しなければならない(法7条)とされており、これを取引記録の作成・保存義務といいますが、その取引記録に何を記録するのか、という話です。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです。 取引記録の記録事項(規則24条) 取引記録に何を記録するのか(=記録事項)は、規則24条各号に定 ...