今回は、反社排除法務ということで、暴対法と政府指針について見てみたいと思います。 反社会的勢力排除(いわゆる「反社排除」)に関してまず踏まえるべき土台は、国の基本法制である「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」(暴対法)と、その後政府が示した「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」(いわゆる政府指針)の二本柱です。 本記事ではこの二つの要点を、なるべく実務での使い方がイメージできるようにしながら整理してみます。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです ...