とある法律職

法律を手に職にしたいと思って弁護士になったが、法律って面白いと割と本気で思っている人。
イソ弁、複数社でのインハウスローヤー、独立開業など経験。弁護士の転職や法務の経験などを発信中。
<背景画像>著作者:Freepik

法務転職

2020/9/21

【弁護士の転職】転職活動のロードマップ

本記事は、当ブログの転職活動に関する記事を一覧でまとめています。 最初の転職活動のときは、不安があったり気が重かったりしますが(過去の管理人)、転職活動といっても、単純にいえば、 そして内定を得る、これだけです。 仕組みはシンプルなので、初めての転職活動でも大丈夫です。心配ないです。 転職活動の流れと応募者側の作業 応募者側の作業としてやることは、以下の3つだろうと思います。 転職活動の流れに沿って位置づけると、以下のような感じです。 当ブログの転職記事 この流れに沿って、当ブログでは、個別の転職記事を書 ...

法務転職

2020/9/21

【弁護士の転職】転職エージェント選び|新しい転職サービス

今回は、管理人自身の転職活動の3回目の頃のことを思い出して、新しい転職サービスについて書いてみたいと思います。 3回目の転職活動では、分野特化型や一般型の転職エージェントに加えて、比較的新しい転職サービスにもちょっとだけ手を出してみました。 未利用のものも含めて、知っているものを並べてみたいと思います。まあ、ネット検索すればわかることですし、もう知ってるよ、という方も多いかもしれませんが、一応。。。 ビズリーチ(bizreach) 実際使ってみて特徴的だったのは、やっぱりビズリーチかなと。 ▽ 選ばれた人 ...

法務転職

2020/9/12

【弁護士の転職】転職面接の進み方

今回は、弁護士の転職ということで、転職面接の進み方や回数について書いてみたいと思います。 実際に転職活動をして体験するのが早いのですが(やっていくうちに自然とわかってきますので、それで事足ります。管理人もそうでした)、話として聞いておくことで、チャレンジする心理的ハードルが下がったり、イメージできることで安心できる面もあるかもしれない、という記事です。 ではさっそく。 基本パターン 面接の進み方の、世間的に“正式”とされる基本パターンは、以下のようなものではないかと思う。 面接①:人事によるスクリーニング ...

法務転職

2020/9/11

【弁護士の転職】転職エージェント選び|一般型エージェント

今回は、管理人自身の2回目の転職活動を思い出しつつ、一般型の転職エージェントについて書いてみたいと思います。 2回目の転職活動では、一般型の転職エージェントにも登録して活動したりしたので、転職エージェント選びで何かの参考になれれば、と思います。 ちなみに、管理人の場合は、インハウスローヤーになってから3年ぐらいで、そのまま行くか、もう一度転職するかを考えました。その段階で選択肢を見るために、2回目の転職活動をしました。 分野特化型エージェントと一般型エージェント 2回目の転職活動では、エージェント登録につ ...

法律コラム

2020/9/10

note記事|有名人の大麻取締法違反被疑事件に見る、解釈論と立法論の混同

noteの記事を書きました。2020年9月10日の記事です。 有名俳優の方が大麻所持の被疑事実で逮捕されて、話題になっています。Twitterなどを見ていると、けっこう炎上しがちなトピックなのかな…と思い、noteに書くかどうか迷ったんですが、議論が混乱(混同?)してるなー、と思うところがあったので、一応書いてみました。 Twitterなどでよく見られる大麻のメリットや国際情勢を挙げる意見は、それは立法論だよね、という話です。 そのほか、noteではトレンドな話題について法律的な小話を書いています。 よけ ...

法務転職

2020/9/9

【弁護士の転職】面接の準備③|会社情報の調査

今回は、弁護士の転職活動ということで、面接準備の情報収集のうち、会社情報の調査について書いてみたいと思います。 ではさっそく。 会社情報を調査するのはどのタイミングかー調査のタイミング 応募の際に会社情報についてはざっと見ていると思いますが、応募の段階、つまり書類選考をパスするかどうかわからない段階では、それほど詳細に見ていない場合が多いと思います(少なくとも管理人はそうです)。 もしそうであれば、面接準備の段階で、具体的な会社情報の調査が必要になります。 会社情報を調査するのは何のためかー調査の目的 会 ...

法務転職

2020/9/9

【弁護士の転職】面接の準備②|FAQ(想定問答)の準備

今回は、弁護士の転職活動ということで、転職面接にあたっての面接の想定問答づくり、つまりFAQについて書いてみたいと思います。 すでに転職活動を何度かしていて慣れている人にとって、目新しいことは書かれていないと思いますが、 転職活動を始めて間もないとか、これから初めての転職活動をしようと思って悩んでいる方(つまり過去の管理人自身)にとって、何かの参考になれば幸いです。 なお、受け答えの柱となる事前準備として、「転職の一貫性」(転職のストーリー)については以下の記事に書いています。 ▽前の記事 面接準備はしん ...

情報発信

2020/9/9

【弁護士とSNS】情報発信することのメリット、価値

これからは弁護士も情報発信に積極的になっていくんだろうなー…と、とりあえずTwitterを(書く方で)始めてみて3か月ぐらい。 (もちろんやっている人は既にいっぱいいるわけだが、もっと平均的に普及していくんだろうな、という意味で) で、いろいろ見ていくうちに、Twitterだけでなくて情報発信全般にいえることなのだが、意味合い(=発信者にとっての価値)として、 の3つぐらいがあるのかな…と思って、先日、以下のnote記事でまとめてみた。 また、本日、けんすうさんのnote記事に、とてもわかりやすい分析が解 ...

インハウスローヤー

2020/9/8

【転職後の話】紛争対応に関する企業担当者と個人依頼者の「憤り」の違い

今回は、紛争対応に関して、個人依頼者は憤りを持っているが、企業内部の担当者はそうでもない(という場合が多い)、という話を書いてみたいと思う。 つまり、「紛争」というものに関して、企業内部の担当者(事業部門の担当者や、支店など現場の担当者)と、個人依頼者とでは、「憤り」の有無という点で対照的であるように思う、という話です(←個人的見解です)。 個人依頼者の場合 インハウスローヤーをやっていて、以前、超強い顧問弁護士の人と会話しているときに、その人が起案のときに大事にしているものを聞いたことがある。それは「依 ...

独立開業

2020/9/7

【弁護士の独立】開業のときに読んだオススメの本5選

今回は、自分が独立開業するときに「事務所をつくる」開設作業にあたって読んだ本を5冊紹介してみたいと思う。 身近に普通に独立した人で話を聞ける人がいれば、その人に聞いたほうがいいと思うし、即独した人がいるならその人の話なども聞いたほうがいいと思う。要するに、できるだけ自分と似たシチュエーションで話を聞ける人がいれば、聞いた方がいい。 ただ、そういう人がいなかったり、話を聞くほどの間柄でなかったりして聞きにくかったりするときもあると思う。ググってもなかなか出てこないときもある。そんなときに、この記事が参考にな ...

法律コラム

2020/9/6

note記事|SNSで情報発信するときの向き合い方を法律の学説風に整理してみた

noteの記事を書きました。2020年9月6日の記事です。 3か月くらい前から(書くほうで)Twitterを始めたんですけど、ハテこれはどうやって続けていったらいいものなのか??というのが中々わからず、いろいろ見ていました。 そのうち、あーなるほど、まあこういう考え方があるのかな、というのがだんだんまとまってきたので、記事にしてみました。 「法律の学説風に並べてみた」というのは、ノリでやってみた感じです笑。 そのほか、noteではトレンドな話題について法律的な小話を書いています。 よければ見てみてください ...

法律コラム

2020/9/4

YouTubeに見るGoogleのミッションと「公開の代償としての○○付与」

タイトルほど本記事は大した話ではないんですけど、今日見たツイートのなかで印象的なものがあったので、ちょっと書き残しておきたいと思います。 大学レベルの数学・物理を扱うYouTube動画で勉強して、9歳の少年が数学検定1級に合格したという、びっくりのニュースです。 YouTubeで勉強して数学検定1級に9歳で合格した少年 今話されてた「数学検定1級に9歳で最年少合格した少年に会ってきた話」問題集とか教科書とか一切使わず、「全部YouTubeを見て勉強した」んだとか。凄い、すさまじい。我が家も息子たちのYou ...