とある法律職
法律を手に職にしたいと思って弁護士になったが、法律って面白いと割と本気で思っている人。イソ弁、複数社でのインハウスローヤー(企業内弁護士)、独立開業など経験。
今日は司法研修所の教官が来高し、導入起案の講評と個別面談をして下さる日だった。 講評時は胸にグサグサ来た。 自分の起案のことを言ってるんじゃないかっていうぐらい、「こういうミスがあった」っていう指摘が心当たりありすぎ(苦笑)。 要求される要件事実の正確さが今までより確実に一段上がっている。 でも最近は要件事実の本もいいのがたくさんあるので、「ああそんな話書いてあったなあ」というものが大体で、理不尽に細かい理屈を要求されているという感じではなかった。起案ではできてないけど(笑)。言われればわからんではないと ...
1.罪 (1)争点の分析・把握(2)事実認定 2.罰 (1)適条(2)量刑(3)付随処分 ア 未決勾留日数の算入 イ 執行猶予 ウ 没収・追徴 3.審理手続等 (1)審理手続(2)令状審査 以上が全部できるようになればOK。以上が全部できるようになればOK。(←自分に言い聞かせている。笑) これ全部を2ヶ月でちゃんとできるようになろうと思ったら、おれのキャパでは相当まじめに勉強せんといかん。 もっとゆったりしてるイメージを抱いていたが・・・。確かに飲み会は多い。
土日で刑裁修習の課題と粉砕方法について考えてみた。 いつもながら気づくのは遅い。 1 事実認定 ・「修習読本」第1編・「事実認定ガイド」・「刑事事実認定入門」(石井)・「刑事事実認定重要判決50選」(小林、植村)&訴訟記録を読んで起案 で粉砕。 2 刑罰 (1)主刑 処断刑の形成(適条表の作成) (2)付随処分 ア 未決勾留日数の算入イ 刑の執行猶予ウ 没収・追徴 以上を ・「法令の適用について」・わからんとこは「条解刑法」「基本法コンメンタール刑法」 で粉砕。 (3)量刑判断 ・「修習読本」第2編第3章 ...
大阪弁護士会就職説明会に行ってきた。 7時に出発。 12時に梅田着。 13時半から16時まで説明会。 友達とラーメンを食って、 19時に梅田発。 23時半に帰着。 活動時間中10時間くらいバスに乗りっぱなし。 いざ開始するまでは「土日に頑張って出かける」と思っていて今も思ってるがけっこうキツい。 事務所の数からすればブースが少ない。 修習生も思ったよりは少ない。 刑裁修習の勉強もついていけてないので 何だか気が重い。
本日起案で課題として考えていた問題について裁判官に話を聞いている中で、自分としてはすごい目からウロコな表現があったので、記録しておきたい。 訴因変更の要否に関する最判平成13年4月11日の判断基準について、在学中に頑張って一応理解した(つもり)ものの、実は判断基準が(自分にとっては)けっこう複雑で、うまくまとまらんもんかいなと前から思っていた。 で、今日裁判官から聞いたのは「書き込んでしまった争点」っていう表現。 裁判官と話していたのは全然別の話だが、話の中で平成13年判決に触れ、そのときに裁判官がポロッ ...
ついに始まりました、実務修習。 基本的には式や講話や挨拶めぐりなど。具体的な勉強に踏み込むことはなかったが、実感が湧いてくる。 かなりの人が共通して言うことですが、裁判官は実はOFFのときはとても親近感のある方々であり、まじめな話も織り交ぜつつ、硬軟両方話が盛り上がる。少なくともお会いする以前よりはかなり魅力的に感じる。 でも導入起案から優秀でなければならないってのは、自分にはかなりきついっす。はじめからうまくできるタイプではなく、徐々に適応して最後に仕上げるタイプなので。 ま、初めてでもできる人はできる ...
修習はついに明日から! 本当にこの日が来るとは感激である。ワクワクするぜ! 何が待ち受けているのか? どんな体験が待ち受けているのだろうか? ・・・導入起案に決まってるだろうがああ!!(←準備不足・爆)
ガイダンスも終わり、ついに引越し手続き開始である。 昼すぎに帰り着き、よしやるぞ! いやいやその前にメールをチェックしてから・・・と思ってメールを開くと。 唯一2度目の訪問に行く予定だったが、お誘いの日に講義があり日程調整中だった法律事務所から、 「入所予定者が内定致しました。貴殿のますますの御活躍をお祈りしております」 的な、お祈りメールが。 日程調整を検討してくれるって言ったじゃん!(泣) こういう扱い普通のことなのかしら。恐るべし買い手市場。何をさしおいても都合をつけねばならんのか。 そんなことでへ ...
地裁主催の実務修習ガイダンスに行ってきた。 近年建て替えられたと聞いていたが、実は行ったことがなく(←オイオイ)、異常にきれいな建物であるのにビックリ。さすがに大きさは若干小さいものの、京都地裁にも負けず劣らず、明るく開放的である。 約20名の修習生が集っており、案外多くてホッとした( ̄▽ ̄)=3 のちに山梨修習生に話したところ、「2群の山梨の方が少ない・・・」と。定数不均衡?(笑) 修習生にはいろいろなひとがいると聞いていたが、本当にそうだった。 濃ゆ~い人生を送ってきた感じの人が何人かいらっしゃる。や ...
今日講座の後半を説明し、6時間の初講義が終了した。 うまく伝えられたか?何となく前回の方が流暢にしゃべれてた気がする。何故だろう・・。 でもしゃべろうと思っていたことは全部しゃべった。 しかし思った以上に時間がなかった。時間が経つのが早く感じた。 これで先輩合格者からもらったものはきちんと後輩にお返しすることができたと思う。 まあこの時期、旅行するとか、まったく別のジャンルの勉強するとか、飲みまくるとか、修習の準備を周到にやりこむとか、この時期しか出ない事務所の就 ...
久しぶりに何も予定がない日だったので、ちょっと詳細に事前課題とか実務修習の本とか読んでみる。 ・・・お、多い!!(汗) でも何とかなるだろ(笑)。 ここで振り返ってみて、法曹になるための勉強っていうのは、徐々に訴訟に近づいていく段取りになっているのだなあと悟る。 〇第1段階(8科目):法律に携わる者にとって必要な知識・理解 六法ほか基本法の勉強。 ・憲法 ・行政法 ・民法 ・商法 ・民事訴訟法 ・刑法 ・刑事訴訟法 ・選択科目 ↓ 〇第2段階(3科目):訴訟に携わる者に共通して必要な知識・理解 ・民事・要 ...