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契約一般 法制執務

法令用語の基本|法令用語と契約用語の関係

今回は、法令用語ということで、法令用語と契約用語の関係について書いてみたいと思います。 契約書を読み書きする際には、法令用語などのいわゆる法制執務(法令の書き方・作り方に関する実務的な知識を集めたジャンル)をざっと見ておいた方がいいんですが、なぜそう思うのか?という理由になります。 結論からいうと、契約書は法令を真似てつくっているものなので、法令をつくるときの基本知識が必要ということなのですが、他方、法令そのものではないのであまり縛られ過ぎる必要はない、という話です。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、 ...

契約の一般条項 法制執務

法令用語の基本|「場合」と「とき」と「時」の違い

今回は、法令用語ということで、「場合」と「とき」と「時」の違いを取り上げてみたいと思います。 法令用語というのは、法令をつくるときに、慣習的な用語法に従って用いられる用語のことです(日常用語とは異なる独特の意味がある)。当ブログでは、法令用語のうち、契約書を読み書きするときにも役立ちそうなものをピックアップしています。 「とき」と「時」には使い分けがありますし、また、二重の条件文の書き方などは、契約書の読み書きでも実際によく使います。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるもので ...

電気通信事業法

電気通信事業法|手続不要?「適用除外」となる3つの事業類型~第三号事業・適用除外の例外など

今回は、電気通信事業法ということで、電気通信事業法の「適用除外」となる電気通信事業について見てみたいと思います。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです。 適用除外の3つの類型 電気通信市場に参入するためには登録や届出のルールがありますが、「電気通信事業には該当するけれど、法律の適用が除外されていて国への手続が一切不要なケース」というのがあります。それがこの適用除外です。 法律(法164条1項)では、社会的・経済的な影響が小さいなどの理由から、あえて自由なビジネスに委ねる ...

電気通信事業法

電気通信事業法|通信ビジネスの「参入規制」を解説~登録・届出制と適用除外など

今回は、電気通信事業法ということで、その参入規制について見てみたいと思います。 電通法の第二章第二節(法9条〜法18条)に規定されている部分になります。法律の変遷や構造を知ると、通信業界の成り立ちや国の競争政策が透けて見えてきて面白いですよ。 電気通信事業参入・変更手続の案内|総務省HP ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです。 「第一種・第二種」事業区分から「登録・届出制」への移行 電気通信事業の参入規制の法的構造を理解するには、少しだけ歴史を振り返るのが近道です。 1 ...

電気通信事業法

電気通信事業法|「業規制」の全体像を解説~5つの分類と条文の配列など

今回は、電気通信事業法ということで、この法律における業規制の分類について、これまでの法改正の歴史と法的構造を踏まえつつ見てみたいと思います。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです。 業規制の分類 業規制の分類を理解する上で重要なポイントは、「現在の電気通信事業法には、事業者を固定的な枠組み(事業区分)で分類するという考え方が存在しない」という点です。 かつては「第一種電気通信事業」(設備あり・重い規制)と「第二種電気通信事業」(設備なし・軽い規制)という固定的な事業区分 ...

電気通信事業法

電気通信事業法|「電気通信設備」の定義と多層的な分類構造

今回は、電気通信事業法ということで、事業の物理的な土台となる「電気通信設備」の定義と、法律上の分類について見てみたいと思います。 電気通信事業法においては、設備に対する単一の分類基準があるわけではなく、「ネットワークのどの部分か」「どれくらい重要か」「誰が設置しているか」といった様々な切り口で設備を分類し、それぞれに異なる重さのルールを課しています。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです。 「電気通信設備」の基本的な法的定義 電気通信事業法2条2号において、「電気通信設 ...

契約一般

契約の基本事項|契約書を作成する目的

今回は、契約の基本事項ということで、契約書を作成する目的について見てみたいと思います。 ひと言でいうと、「合意を証拠化する」、つまりエビデンスというやつですが、一般的にいくつか言われることを振り返ったうえで、実際のところどうなのかという話も考えてみたいと思います。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです。 契約書を作成する目的 契約書を作成する目的というと、契約書の基礎研修やセミナーなどでは、最初の方でほぼ必ず触れられるトピックかと思いますが、だいたい、 当事者の意思内容 ...

契約の一般条項 法制執務

法令用語の基本|「することができる」と「しなければならない」

今回は、法令用語ということで、「することができる」と「しなければならない」の意味を取り上げてみたいと思います。 法令用語というのは、法令をつくるときに、慣習的な用語法に従って用いられる用語のことです(日常用語とは異なる独特の意味がある)。当ブログでは、法令用語のうち契約書などを読み書きするときにも役立ちそうなものをピックアップしています。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです。 「することができる」の意味 「することができる」は権利 法令用語としての「することができる」 ...

契約の一般条項 法制執務

法令用語の基本|「及び」「並びに」と「又は」「若しくは」

今回は、法令用語ということで、「及び」「並びに」と「又は」「若しくは」の意味を取り上げてみたいと思います。 法令用語というのは、法令をつくるときに、慣習的な用語法に従って用いられる用語のことです(日常用語とは異なる独特の意味がある)。当ブログでは、法令用語のうち、契約書などを読み書きするときにも役立ちそうなものをピックアップしています。 「及び」「並びに」(andの意味)と、「又は」「若しくは」(orの意味)は、だいたいどんな解説でも、最初の方の話は日常感覚でわかりますが、話が進むにつれて意外とよくわから ...

電気通信事業法

電気通信事業法|「電気通信事業」の定義とは?〜3つの要件で読み解く〜

今回は、電気通信事業法ということで、「電気通信事業」の法的な定義について見てみたいと思います。 通信やインターネットを使っているビジネス=すべて電気通信事業、というわけではありません。本記事では、法律上どのような活動が「電気通信事業」に当てはまるのか、法2条4号の定義をベースに、3つの要件に分解して解説していきます。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです。 法律上の定義(法2条4号) 電気通信事業法において、「電気通信事業」は次のように定義されています。 四 電気通信事 ...

電気通信事業法

電気通信事業法|「電気通信事業者」の定義と分類

今回は、電気通信事業法ということで、「電気通信事業者」とはそもそも法律上で誰を指すのか?という定義について見てみたいと思います。 実は、「通信サービスを提供している会社=すべて電気通信事業者」というわけではありません。法的な定義を紐解くと、その理由がわかります。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです。 法律上の定義(法2条5号) 電気通信事業法2条5号において、「電気通信事業者」は次のように定義されています。 五 電気通信事業者 電気通信事業を営むことについて、第九条の ...

消費者契約法

消費者契約法|債務不履行責任・不法行為責任の免責条項

今回は、消費者契約法ということで、債務不履行または不法行為による損害賠償の免責条項(法8条1項)について見てみたいと思います。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです。 免責条項の無効 消費者契約法8条1項は、債務不履行または不法行為による損害賠償を全部免責する条項を無効としています。 また、一部免責であっても、それが故意または重過失に基づく損害賠償を免責するものである場合には、やはり無効としています。 ▽法8条1項 (事業者の損害賠償の責任を免除する条項等の無効)第八条 ...

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とある法律職

法律を手に職にしたいと思って弁護士になったが、法律って面白いと割と本気で思っている人。イソ弁、複数社でのインハウスローヤー(企業内弁護士)、独立開業など経験。運営情報はこちら

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