今回は、犯罪収益移転防止法を勉強しようということで、取引時確認の全体像について見てみたいと思います。 確認事項と確認方法に分けて把握するとわかりやすいかと思いますので、本記事ではそのようにまとめています。 ではさっそく。なお、引用部分の太字や下線、改行などは管理人によるものです。 取引時確認の確認事項(法4条1項) まず、取引時確認の確認事項について見てみます。 通常の特定取引の場合、確認事項は 本人特定事項 取引の目的 職業(自然人の場合)又は事業の内容(法人の場合) 実質的支配者(法人の場合) の4つ ...