とある法律職
法律を手に職にしたいと思って弁護士になったが、法律って面白いと割と本気で思っている人。イソ弁、複数社でのインハウスローヤー(企業内弁護士)、独立開業など経験。
今回は、弁護士の転職ということで、転職活動のロードマップについて書いてみたいと思います。 最初の転職活動のときは、不安があったり気が重かったりしますが(過去の管理人自身)、転職活動といっても、単純にいえば、 Step1:転職エージェントに登録する ↓Step2:職務経歴書をつくる ↓Step3:面接を受ける そして内定を得る、これだけです。 仕組みはシンプルなので、初めての転職活動でも大丈夫で、特に心配ないです。 転職活動の流れと応募者側の作業 応募者側の作業としてやることは、以下の3つです。 【 ...
今回は、管理人自身の転職活動のことを思い出しつつ、比較的新しい転職サービスについて見てみたいと思います。 3回目の転職活動では、分野特化型や一般型の転職エージェントに加えて、比較的新しい転職サービスにもちょっとだけ手を出してみました。 未利用のものも含めて、知っているものを並べてみたいと思います。まあ、ネット検索すればわかることですし、もう知ってるよ、という方も多いかもしれませんが、一応。。。 ビズリーチ(bizreach) 実際使ってみて特徴的だったのは、やっぱりビズリーチかなと。 ▽ 選ばれた人だけの ...
今回は、弁護士の転職ということで、転職面接の進み方や回数について書いてみたいと思います。 実際に転職活動をして体験するのが一番手っ取り早いですが(やっていくうちに自然とわかってきますので、それで事足ります。管理人もそうでした)、話として聞いておくことで、チャレンジする心理的ハードルが下がったり、イメージできることで安心できる面もあるかもしれない、という記事です。 ではさっそく。 基本パターン 面接の進み方の、世間的に“正式”とされる基本パターンは、以下のようなものではないかと思います。 面接①:人事による ...
今回は、管理人自身の2回目の転職活動を思い出しつつ、一般型の転職エージェントについて見てみたいと思います。 2回目の転職活動では、一般型の転職エージェントにも登録して活動したりしたので、転職エージェント選びで何かの参考になればと思います。 分野特化型エージェントと一般型エージェント 2回目の転職活動では、エージェント登録についても、分野特化型の転職エージェントだけではなく、一般型の転職エージェント(といっても、それぞれに強みとか違いはありますが)も加えてみました。 リクルート、JAC、パソナなどで、一覧に ...
有名俳優の方が大麻所持の被疑事実で逮捕されて、話題になっています。 SNSなどを見ていると、やり取りが混乱(混同?)してるのではと思うところがあったので、記事にしてみたいと思います。 この話って、Twitterでのやり取りを見ていると、ある意味イデオロギックというか、ドグマ的というか、感情的な議論の対立があるように感じるので(また、個人的にそういうのはあまり好きじゃないので)、ここでは技術的な話のみを見てみたいと思います。 違法か違法でないか 「違法か違法でないか」という問いに対しては、「違法」というしか ...
今回は、弁護士の転職活動ということで、面接準備の情報収集のうち、会社情報の調査について書いてみたいと思います。 ではさっそく。 会社情報の調査のタイミング 応募の際に会社情報についてはざっと見ていると思いますが、応募の段階、つまり書類選考をパスするかどうかわからない段階では、それほど詳細に見ていない場合が多いと思います(少なくとも管理人はそうです)。 もしそうであれば、面接準備の段階で、具体的な会社情報の調査が必要になります。 応募前に詳しく調査する人もいる エージェントから届くたくさんのリコメンドの中 ...
今回は、弁護士の転職活動ということで、転職面接にあたっての面接の想定問答づくり、つまりFAQについて書いてみたいと思います。 すでに転職活動を何度かしていて慣れている人にとって、目新しいことは書かれていないと思いますが、転職活動を始めて間もないとか、これから初めての転職活動をしようと思って悩んでいる方(つまり過去の管理人自身)にとって、何かの参考になれば幸いです。 なお、受け答えの柱となる事前準備として、転職の一貫性の言語化については以下の記事に書いています。 あわせて読みたい 面接準備はしんどいもの 面 ...
これからは弁護士も情報発信に積極的になっていくんだろうなー…と、とりあえずTwitterを(書く方で)始めてみて3か月ぐらい。 (もちろんやっている人は既にいっぱいいるわけだが、もっと平均的に普及していくんだろうな、という意味で) で、いろいろ見ていくうちに、Twitterだけでなくて情報発信全般にいえることなのだが、意味合い(=発信者にとっての価値)として、 の3つぐらいがあるのかな…と思って、先日、以下のnote記事でまとめてみた。 また、本日、けんすうさんのnote記事に、とてもわかりやすい分析が解 ...
今回は、紛争対応に関して、個人依頼者が憤りを持っているのとは対照的に、企業内部の担当者はそうでもない(という場合が多い)、という話を書いてみたいと思います。 つまり、「紛争」というものに関して、企業内部の担当者(事業部門の担当者や、支店など現場の担当者)と、個人依頼者とでは、「憤り」の有無という点で対照的であるように思う、という話です(個人的見解です)。 個人依頼者の場合 インハウスローヤーをやっていて、以前、ものすごく訴訟に強い顧問弁護士の人と会話しているときに、その人が起案のときに大事にしているものを ...
今回は、自分が独立開業するときに「事務所をつくる」開設作業にあたって読んだ本を5冊紹介してみたいと思います。 身近に普通に独立した人で話を聞ける人がいれば、その人に聞いたほうがいいと思うし、即独した人がいるならその人の話なども聞いたほうがいいと思います。要するに、できるだけ自分と似たシチュエーションで話を聞ける人がいれば、聞いた方がいいです。 ただ、そういう人がいなかったり、話を聞くほどの間柄でなかったりして聞きにくかったりするときもあると思います。ググってもなかなか出てこないときもあります。そんなときに ...
いろいろ「SNS論」みたいなものを目にしてきて、これって学説風に並ぶんじゃないか?と思ったので、ちょっと記事にしてみたいと思います(管理人の浅はかな意見ですが)。 法律の学説“風”に整理する、というネタなのでw、以下のように「論点」を設定したいと思います。 論点:SNSで個人が情報発信することの(発信者にとっての)価値とは? もちろん、管理人の独断と偏見ですので、「違うよ!」というところもあるかと思いますが、ご容赦いただければと。 3つの説 以下、大きく3つの説に整理してみたいと思います。 A説(稼ぐため ...
タイトルほど本記事は大した話ではないんですけど、今日見たツイートのなかで印象的なものがあったので、ちょっと書き残しておきたいと思います。 大学レベルの数学・物理を扱うYouTube動画で勉強して、9歳の少年が数学検定1級に合格したという、びっくりのニュースです。 YouTubeで勉強して数学検定1級に9歳で合格した少年 今話されてた「数学検定1級に9歳で最年少合格した少年に会ってきた話」問題集とか教科書とか一切使わず、「全部YouTubeを見て勉強した」んだとか。凄い、すさまじい。我が家も息子たちのYou ...