とある法律職

法律を手に職にしたいと思って弁護士になったが、法律って面白いと割と本気で思っている人。
経歴:イソ弁、複数社でのインハウスローヤー、独立開業など。
自分の転職経験、会社法務や法律相談、独立開業の話などをアウトプットしています。

著作権法

2023/1/27

著作権法を勉強しよう|レコード製作者の権利ー著作隣接権の例外

今回は、著作権法を勉強しようということで、レコード製作者の権利のうち著作隣接権の例外について書いてみたいと思います。 レコード製作者というのは、 ①実演家②レコード製作者③放送事業者④有線放送事業者 という、著作隣接権者である4者のうちのひとつです。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです。 メモ レコード製作者の著作隣接権の例外 レコード製作者の著作隣接権は、実演家の著作隣接権と違って、ワンチャンス主義による例外はない。 なので、それほど難しい話はなく、さらっと見ておけ ...

著作権法

2023/1/27

著作権法を勉強しよう|レコード製作者の権利ー著作隣接権

今回は、著作権法を勉強しようということで、レコード製作者の権利のうち著作隣接権について書いてみたいと思います。 レコード製作者というのは、 ①実演家②レコード製作者③放送事業者④有線放送事業者 という、著作隣接権者のうちのひとつです。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです。 メモ レコード製作者の著作隣接権 著作隣接権は、無断でレコードを利用している者がいたら、それを排除できることができるという禁止権である(著作権と同様に排他的独占権)。 ▽著作権法112条1項 (差止 ...

著作権法

2023/1/21

著作権法を勉強しよう|実演家の権利ー実演家人格権

今回は、著作権法を勉強しようということで、実演家の権利のうち実演家人格権について書いてみたいと思います。 氏名表示権と同一性保持権の2つがあります。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです。 メモ 氏名表示権(90条の2) 権利の内容(1項) (氏名表示権)第九十条の二 実演家は、その実演の公衆への提供又は提示に際し、その氏名若しくはその芸名その他氏名に代えて用いられるものを実演家名として表示し、又は実演家名を表示しないこととする権利を有する。 権利の内容は、実演家名を表 ...

著作権法

2023/1/21

著作権法を勉強しよう|実演家の権利(全体像)

今回は、著作権法を勉強しようということで、実演家の権利の全体像について書いてみたいと思います。 実演家というのは、ざっくりいうと、映画や番組制作の現場でいうタレント(俳優、声優、芸人etc)や、音楽業界でいうアーティストなどのことですね。ダンサーも実演家です。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです。 メモ 実演家の権利(全体像) まず先に全体像を表にして見ておくと、以下のように、Ⅰ~Ⅳの4分類にグルーピングできる。(※特定実演家に関する記述は本記事では割愛) 【実演家の ...

著作権法

2023/1/12

著作権法を勉強しよう|実演家の権利ーパブリシティ権

今回は、著作権法を勉強しようということで、実演家の権利のうちパブリシティ権について書いてみたいと思います。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです。 メモ パブリシティ権とは パブリシティ権とは、氏名や肖像に関する顧客吸引力を排他的に利用する権利のことである。 著作権法を含め、法律上明文はない。 解釈により判例上認められている権利である。人格権に由来する。 ▽最判平成24年2月2日(ピンクレディー事件最高裁判決)|裁判所HP(裁判例検索) 「人の氏名、肖像等(以下、併せて ...

著作権法

2023/1/25

著作権法を勉強しよう|実演家の権利ー報酬請求権、二次使用料請求権など

今回は、著作権法を勉強しようということで、実演家の権利のうち、報酬や二次使用料請求権など実演の利用に関する金銭的請求権について書いてみたいと思います。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです。 メモ 実演の利用に関する金銭的請求権 著作隣接権の例外とされている場合(つまり許諾なしに実演が利用される場合)、その代わりに、実演家は金銭的請求権を取得するケースがある。 実演の利用に関する金銭的請求権には、以下の5つがある。(※特定実演家に関する記述は本記事では割愛) 以上は条文 ...

著作権法

2023/1/25

著作権法を勉強しよう|実演家の権利ー著作隣接権の例外(ワンチャンス主義など)

今回は、著作権法を勉強しようということで、実演家の権利のうち、ワンチャンス主義等による著作隣接権の例外について書いてみたいと思います。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです。 メモ ワンチャンス主義等による著作隣接権の例外(適用除外) ワンチャンス主義というのは、著作隣接権を行使できるのは最初の1回(ex.映画への出演時)だけで、その後の二次利用(ex.映画のDVD化)については権利が及ばない、とされているケースのことである。 何がワンチャンスかというと、実演家の側から ...

著作権法

2023/1/25

著作権法を勉強しよう|実演家の権利ー著作隣接権

今回は、著作権法を勉強しようということで、実演家の権利のうち著作隣接権について書いてみたいと思います。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです。 メモ 実演家の著作隣接権 著作隣接権は、無断で実演を利用している者がいたら、それを排除できることができるという禁止権である(著作権と同様に排他的独占権)。 ▽著作権法112条1項 (差止請求権)第百十二条 著作者、著作権者、出版権者、実演家又は著作隣接権者は、その著作者人格権、著作権、出版権、実演家人格権又は著作隣接権を侵害する ...

景品表示法

2022/12/21

景品表示法を勉強しよう|打消し表示の表示方法ーWeb広告(PC)、Web広告(スマートフォン)

今回は、景品表示法を勉強しようということで、打消し表示の表示方法のうちWeb広告(PCとスマートフォン)の判断要素について書いてみたいと思います。 打消し表示の適切な表示方法については、以下のように媒体別に判断要素が整理されていますが、 ●全媒体共通の判断要素●紙面広告の判断要素●動画広告の判断要素●Web広告(PC)の判断要素 ←本記事はコレと●Web広告(スマートフォン)の判断要素 ←コレ 本記事は上記のうち黄色ハイライトを引いた箇所の話です。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理 ...

景品表示法

2022/12/21

景品表示法を勉強しよう|打消し表示の表示方法ー全媒体共通、紙面広告、動画広告

今回は、景品表示法を勉強しようということで、打消し表示の表示方法について書いてみたいと思います。 強調表示と打消し表示の概要については別の記事に書いており、その続きになります。 打消し表示の適切な表示方法については、以下のように媒体別に判断要素が整理されていますが、 ●全媒体共通の判断要素 ←本記事はココと●紙面広告の判断要素 ←ココと●動画広告の判断要素 ←ココ●Web広告(PC)の判断要素●Web広告(スマートフォン)の判断要素 本記事は上記のうち黄色ハイライトを引いた箇所の話になります。 ではさっそ ...

下請法

2022/12/15

下請法を勉強しよう|親事業者の義務②ー支払期日を定める義務

今回は、下請法を勉強しようということで、親事業者の義務のうち「支払期日を定める義務」について書いてみたいと思いいます。 下請法の適用対象になったとき、親事業者には以下のような4つの義務と11の禁止事項が課せられますが、 【親事業者の4つの義務】① 書面の交付義務 (第3条) ② 支払期日を定める義務 (第2条の2) ←本記事はコレ③ 書類の作成・保存義務 (第5条)④ 遅延利息の支払義務 (第4条の2) 本記事は、上記のうち黄色ハイライトを引いた箇所の話です。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改 ...

下請法

2022/12/13

下請法を勉強しよう|親事業者の禁止行為⑥⑦ー購入・利用強制の禁止、報復措置の禁止

今回は、下請法を勉強しようということで、親事業者の禁止行為のうち「購入・利用強制の禁止」と「報復措置の禁止」について書いてみたいと思います。 下請法の適用対象になったとき、親事業者には4つの義務と以下のような11の禁止事項が課せられますが、 【親事業者の11の禁止事項】(4条1項のグループ)①受領拒否の禁止②下請代金の支払遅延の禁止③下請代金の減額の禁止④返品の禁止⑤買いたたきの禁止⑥購入・利用強制の禁止 ←本記事はココと⑦報復措置の禁止 ←ココ(4条2項のグループ)⑧有償支給原材料等の対価の早期決済の禁 ...

下請法

2022/12/25

下請法を勉強しよう|親事業者の禁止行為⑤ー買いたたきの禁止

今回は、下請法を勉強しようということで、親事業者の禁止行為のうち「買いたたきの禁止」について書いてみたいと思います。 下請法の適用対象になったとき、親事業者には4つの義務と以下のような11の禁止事項が課せられますが、 【親事業者の11の禁止事項】(4条1項のグループ)①受領拒否の禁止②下請代金の支払遅延の禁止③下請代金の減額の禁止④返品の禁止⑤買いたたきの禁止 ←本記事はココ⑥購入・利用強制の禁止⑦報復措置の禁止(4条2項のグループ)⑧有償支給原材料等の対価の早期決済の禁止⑨割引困難な手形の交付の禁止⑩不 ...

下請法

2022/12/15

下請法を勉強しよう|親事業者の禁止行為④ー返品の禁止

今回は、下請法を勉強しようということで、親事業者の禁止行為のうち「返品の禁止」について書いてみたいと思います。 下請法の適用対象になったとき、親事業者には4つの義務と以下のような11の禁止事項が課せられますが、 【親事業者の11の禁止事項】(4条1項のグループ)①受領拒否の禁止②下請代金の支払遅延の禁止③下請代金の減額の禁止④返品の禁止 ←本記事はココ⑤買いたたきの禁止⑥購入・利用強制の禁止⑦報復措置の禁止(4条2項のグループ)⑧有償支給原材料等の対価の早期決済の禁止⑨割引困難な手形の交付の禁止⑩不当な経 ...