試験攻略

新司ノウハウ

2020/7/28

新司的ノウハウ②ー訴訟物から考えるー

連載第7回。今回は「訴訟物から考える」。   1 「訴訟物から考える」とは 何が言いたいかというと、訴訟物が訴訟の出発点であり、終着点だから、答案でもそのようにするということです。民事では訴訟物ですが、刑事では公訴事実です。 つまり答案の大枠が、訴訟物→要件→あてはめ、の順に構成されているというのが、まず基本だと思います(もちろん、小問の問いかけの仕方によっては、訴訟物から書く必要のないものもありますが)。 答案を読んでいるといきなり問題点についてつらつらと書き始めているものにしばしば出会います ...

新司ノウハウ

2020/7/28

新司的ノウハウ①ー誘導ー

いつの間にか第5回新司法試験も近づいてきたということで、ひさびさに残りのノウハウを書いてみようかなと思います。 講座を購入してくださった人に申し訳ないし、詳細に書くモチベーションが合格直後と違ってもう無いので、ざっくりと書きます。 旧司ノウハウと違って目にすることは多いだろうし、もうわかってるよというものが多いかもしれません。   では連載第6回。今回は誘導について。 最初に誘導を持ってきたのは、これが新司法試験の最大の重要ポイントだからです。とにかくこれを無視するようなこと、読み落とすようなこ ...

新司ノウハウ

2020/7/28

初講座2日目(終了)

今日講座の後半を説明し、6時間の初講義が終了した。   うまく伝えられたか?何となく前回の方が流暢にしゃべれてた気がする。何故だろう・・。 でもしゃべろうと思っていたことは全部しゃべった。 しかし思った以上に時間がなかった。時間が経つのが早く感じた。   これで先輩合格者からもらったものはきちんと後輩にお返しすることができたと思う。   まあこの時期、旅行するとか、まったく別のジャンルの勉強するとか、飲みまくるとか、修習の準備を周到にやりこむとか、この時期しか出ない事務所の就 ...

新司ノウハウ

2020/7/28

初講義1日目

ふうー、疲れた。   けれども講義させていただいている側としても面白かった。そのうち舞台慣れできそう。   3時間しゃべり続けると風邪でもないのにのどが痛くなることが判明(笑)。 今できることは精一杯しゃべってきた。   何かひとつでも「なるほど!」と思っていただけたことがあればいい。

新司ノウハウ

2020/7/28

初講義

ここ数日間、修習前の時間をぶっ潰して構成した、辰巳での初講義が明日。   当初はブログで書くだけの予定だったけど、やはりきちんとした講義をするとなるといい意味でのプレッシャーがあり、企画の方も絶妙の間でいい刺激を与えて下さり、自分ひとりではできなかった内容のものができた。   自分の中のアイデアを企画の方と一緒に形にしていくプロセスを体験でき、非常にいい勉強になった。 最近他人の本を読むときにも、書いた人の気持ちを想像しながら読むようになり、何か新しい感覚が身についた気がする。 &nb ...

平成21年度新司法試験簡易再現答案・参考答案

2020/7/28

平成21年度新司法試験簡易再現答案 刑事系第2問(刑事訴訟法)

刑事系第2問。 設問1は、まあまあ?あてはめイマイチだが。 設問2は時間がなくてコンパクトにしか書けなかったが、出題趣旨には合っていた。 ■□■□■□■□■□ 論文再現 刑事系第2問   設問1 第1. (1)各写真撮影は意思に反してプライバシーを侵害するから強制処分。  性質としては、検証。よって、検証令状が必要なはず。  しかし本問では検証令状なく、捜索差押令状による捜索差押に附随するものとして写真撮影が行われているため、その限界が問題。 (2)論証 →令状記載物件及び関連するものなら許容。 ...

平成21年度新司法試験簡易再現答案・参考答案

2020/7/28

平成21年度新司法試験簡易再現答案 刑事系第1問(刑法)

刑事系第1問。 罪名と65条の適用が間違っていると思うが、今年の問題はきっとそういう人が多かったのだろうから、助かったのだろう。 本来、刑事系で罪名の間違いはアウトのはずである。 ■□■□■□■□■□ 刑事系第1問 第一.事実1から6まで 第1.乙の罪責 1.乙に業務上横領罪が成立しないか 2.乙は営業担当事務員なので「業務上」「占有」にあたるためには甲に業務上占有者の身分があり、かつ65条が適用される必要。 (1)甲に「業務上」「占有」の身分あるか  ア.横領罪における占有は、委託信任関係に基づき、また ...

旧司ノウハウ

2020/7/28

旧司的ノウハウ⑤ー一読了解型答案ー

連載第5回。 一読了解型答案とは何か?何に気をつけて書けばそのようになるのか?   1.旧司法試験のノウハウ 一読了解型とはその名の通り、一回読んだだけで内容が頭に入ってくる答案のことです。読み手にとっては読むのが楽であり心証もよく、書き手にとっては読み返されるおそれが低くボロがばれにくい、という効用があるものです。 私は心証の問題というのは、 ・心証が良くても直接そこに点数がつくわけではないが、加点は素直になされ減点はされにくくなる ・心証が悪くても直接それで点数を引かれるわけではないが、加点 ...

平成21年度新司法試験簡易再現答案・参考答案

2020/7/28

平成21年度新司法試験簡易再現答案 公法系第1問(憲法)

続いて公法系第1問(憲法)。 皆と違って、憲法がまあまあよく、行政法が悪い、という採点だったはずである。   ■□■□■□■□■□ 設問1   第一.弁護士の主張 第1.審査委員会規則の23条違反 1.審査委員会規則に基づく中止命令によりXは本件研究が継続できなくなっているので、審査委員会規則(以下「規則Ⅰ」)は学問の自由のうち学問研究の自由を制約 2.かかる制約が「公表の福祉」による必要最小限のものかは、①目的が必要不可欠、②手段が必要最小限度、で判断。なぜなら、学問の自由は特に批判 ...

旧司ノウハウ

2020/7/28

旧司的ノウハウ④ー法的三段論法ー

連載第4回。法的三段論法について。   1.旧司法試験のノウハウ 法的三段論法が何かというと、大前提に小前提をあてはめて結論を出すというやつですよね。 大前提 人はいつか死ぬ ↓ 小前提 私は人である ↓ 結論  ゆえに私はいつか死ぬ なぜかこの縁起の悪い例が多い(昔から不思議)が、このように大前提、小前提、結論の三段になっているから三段論法なわけです。 これを法律の文章において書くとき、大前提はルールという抽象論、小前提は事実という具体論になるわけです。   書き慣れない時期に多い誤 ...