さて独立して概ね2年半が過ぎたのだが…
その感想を(というかこれまでの弁護士生活の感想を)。
独立の最初は物珍しさというか、また新しい世界が広がるだろうと思ってワクワク感もあった。そのワクワク感は間違いだったわけではなく、面白さも実際あった。
しかしちょっとダレてきた(笑)。
また、弁護士になってある程度まとまった期間が経ったのだが…。
その間、イソ弁やったり、インハウス(その間は本社(つまり大きい会社)や子会社立ち上げ(つまり中小規模の会社))やったり、いまは独立してやっていたり。
いろいろ形を変えて試してみた。
しかしどれもあまりしっくりこない(苦笑)。
イヤ、法務のお仕事は仕事自体は充実していたような気もするが…。
最近、依頼者の息子さんが高校生で進路を考えている時期とのことで(法学部も視野に入れているとのこと)、お話を聞かせてやってくれないかとお願いがあり、自分の高校の後輩であったこともあり、OBとして少し時間をとって話をしてみた。
いまは法学部のほかにロースクールというのがあってね、とか、法律の仕事ってこんなのがあるよ、とか。
しかし魅力をイキイキと語るという感じになっていない自分にちょっと愕然としてしまったのです。
割と苦労した方なので(と自分では思っている)、魅力を語るというより、リアルを語るみたいな感じになってしまった。
(高校生相手に…゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン)
イヤ、その高校生がどう感じたのかはわからないけれど。
親御さんによると、珍しい機会で凄く刺激になったみたい、というお話で感謝していただけたのだが…。
ちょっと仕切り直しが必要かもしれないなあ…。