今回は、景品表示法を勉強しようということで、規制の仕組み(全体像)について見てみたいと思います。 景品表示法は、正式には「不当景品類及び不当表示防止法」(昭和37年法律第134号)といい、その名のとおり過大な景品提供や不当表示を規制するものです。 ではさっそく。なお、引用部分の太字、下線、改行などは管理人によるものです。 独占禁止法との関係 景品表示法が規制する分野は、元々、独占禁止法の「不公正な取引方法」のうち不当な顧客誘引として規制されています。 景表法は、独禁法のその部分の補助立法であるといわれてい ...