今回は、情報発信の経過記録的なもの#2について書いてみたいと思う。
(ショボwと思う部分も包み隠さず。マイブログなので笑)
前の記事(情報発信の経過記録的なもの#1)でも、以下のけんすうさんのnote記事を引用したのだが、再度引用したい。
要約すると、「知らない人の意見は誰も読まない」という真理を前提に、発信の内容チョイスについてはまずは意見ではなく客観的なお役立ち情報に重きをおき、情報→意見→日記という順番で、Faseごとにクリアしていくような感じでステップアップしていくべし、ということが書かれている。
たしかにそうだな…と思うことや、絶対数が少ないとしても比率的な傾向は如実に出るもんだな…と思うことがあったので、それを経過記録的に書いておこうと思う。
noteの記録
自分はnoteに法律コラムっぽい記事をちょこちょこ書いている(いま30記事ぐらい)。
PV数を見るときの「ダッシュボード」はずっと「1か月」のままにしていたのだが、ふと「全期間」というのがあるのに気づいてポチッと押してみると、けっこう傾向が見えることに気づいた。以下は「全期間」での集計結果である。
こうしてみると、やっぱりnoteはキャッチーなやつが読まれるのかな?と思う。タイトルにそういうワードがあるもの、つまり、「YouTube」「Google」「情報発信」「SNS」「飲みにケーション」「YOASOBI」「大麻取締法」「誹謗中傷」「カウンセリング」etc…という感じである。
後述のように、公益通報者保護法の令和2年改正とか、リツイート最高裁判決の記事とかは、当ブログでは上位にくるのだが、noteでは伸びていない。(とはいえ、たぶんnoteも「有益性」がベースにあることに変わりはなく、法律分野でも、電子契約とかスタートアップとかM&Aとか著作権とかクリエイター・デザイン関係のやつとか、note民が好みそうな分野のものは、専門性の高い記事でもバズっている印象がある。)
やはり読まれる記事は、母集団の性質(いわゆる「◯◯民」というやつ?)によって違うんだなあ、と肌感として思う。
ちなみに、冒頭の、検察庁法改正案に関する記事は、インフルエンサーである音喜多議員にTwitterでリプライ&RTされたもので、これだけ桁が違っているのはそういう事情である。
Twitterの記録
Twitterは、普段はimp50〜300ぐらいが平均的な中央値だが、とにかくインフルエンサーにRTされるとimpが莫大に増える。
(※インフルエンサーにRTされるといっても、多くはビジネスRTである)
たとえばこんな感じ。
音喜多議員によるRT【2020/05/16の自分のツイート】
検察庁法改正案について、
音喜多議員のブログが秀逸だったので、
触発されて記事を書いてみました。
noteの記事です。#検察庁法改正 https://t.co/3mX0Mf3RY7— toaru (@houritsushoku) May 16, 2020
5月半ば頃にTwitterを書く方でも始めてみようと思って、これが最初のツイートだったのだが、いきなりご本人からリプライが来て「えっ…??」ってなってビックリした笑。
弁護士の方が、今回の検察庁法改正案(人事制度の変更)について私のブログを引きながら
a.否定説
b.制度中立説
c.肯定説に分けてわかりやすく解説してくださいました。ぜひこの問題に関心ある方々、ご一読ください。 https://t.co/FCPfAOkILB
— 音喜多 駿【YES!都構想】(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) May 16, 2020
この引用RTにより、このツイートだけimp20,000弱、eng1,400弱ぐらいになった。
思えば、これはnoteの徳力基彦さんが仰るところの「ハプニング」というやつで(リアルでは出来ないようなびっくりするような出会い、という良い意味)、Twitterはすごいなあ、と思った(小並感)。なお、それ以降バズはない笑。
松井博さんによるRT【2020/09/10の自分のツイート】
すご。脳噛ネウロの電人HAL(春川教授)みたいな話だな…😱
✔︎「記憶は保存できるようになる」と言い切っている
✔︎個人の体験をどこかにアップロードして保存すること(略)も、可能になる▽ニューロリンク・テクノロジーと、そこから生まれるビジネスの可能性|松井博https://t.co/7890YEYj5A
— toaru (@houritsushoku) September 10, 2020
テスラのイーロン・マスク氏が✔で引用したようなことを言っていた、という松井博さんの記事で、すごいな、ネウロに出てきた話みたいだな(「人間をデジタル化する」というマッドサイエンティストの春川教授が、自分をデジタル化したあと自身は死に、ネット空間に電人HALとして誕生するのだが、それはもとの春川教授の人格とも違ってきていた…というSFみたいな話)と思って、ふとツイートしただけなのだが、何が響いたのかよくわからない。
松尾幸治さん(※竹村俊助/編集者さん等によるRT)【2020/08/24の自分のツイート】
こなれた美容師さんの会話とか距離感ってほんとに絶妙。職人気質なとことか色んな人と話すとことか、弁護士とけっこう似てると思う。見習いたいわあ
▽ なじみの美容師さんに「これからのビジネスのあり方」を学んだ|松尾幸治 Yukiharu Matsuo #RICHKA @yukiharuharu #note https://t.co/1KmXBv0jNh
— toaru (@houritsushoku) August 24, 2020
これも何の気なしにツイートしたのだが、何が響いたのかよくわからない。
Twitterは何が響くのか、全くよくわからない。謎でしかない笑。ただ、とにかくインフルエンサーにRTされると桁が跳ね上がるということはハッキリしている。
Twitterの「攻略法」として、「インフルエンサーに(リプをするなどして)絡む」というのがよく言われるが、なるほどと思う。
当ブログでの記事
当ブログでよく読まれている記事は、記事ランキングにもあるように、こういう感じである。
「有益性」が重要だというのは、何を見聞きしても耳タコになるぐらい見かけるが、こうしてみると、たしかに、インターネット検索(SEO)は何かの問題解決のために検索している人が多いので、実用性(=有益性)のある記事が読まれるのだなあという印象である。
なお、ちょっとだけ宣伝しておくと、当ブログも「インハウスローヤー ブログ」のキーワード検索で、SEOトップページにくる(最近は1〜5位の間ぐらいにはくる)。
結び
まあ所詮畑違いだし、自分は要領も悪い方なので、多少YouTubeだなんだと見たところで情報発信についてはよくわからないのだが、おそらく植物を育てるようなものだと(=1日頑張ってみたところでそんなに育つわけではなく、それよりも持続的に行うことの方が大事という意味)思うので、気長にやっていきたいと思う。
つらつらと書くことに関しては、音声入力を使ったり、iPadを導入したりして、少しずつ慣れてきた感もある。(ざっくりいえば、とにかく思いついたときや土日に音声入力で下書きをブチ込んでおいて、あとは家にいるときの隙間時間にiPadでちょこちょこ整地していけばいいというのがマイスタイル。)
この記事を書いてみたのも「プロセスを晒すのもひとつのコンテンツになる」というのをしばしば見かけるので、とりあえずやってみた感じである。また気が向いたら続きを書いてみたい。